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京都在住。スイング系バップ的ギター弾きの日々の雑記。
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第2章 いい男なんてざらにいない その4

その3に書いたベース奏者のいない場合の弾き方、 なんちゃってリズム奏者の心得1 「高音は使わない」に続く心得2を書きます。

なんちゃってリズム奏者の心得2 「和音らしさは控える」

前回も述べましたとおり、和音楽器がかぶっている場合、お互いやりにくいです。貿易関係で譲りあわず、絶えず緊張関係にある外交のようになっていては音楽としては失敗です。ここはリズム奏者になると決めたんですから、和音の醍醐味は相手方に譲ってしまってリズム担当ならではのコードを考えます。
和音の醍醐味の真骨頂は「テンション音」です。これを説明すると長いのでコードの知識に乏しい方は気にせず読むか、調べてください。(^^;) 
[多分、後日書きますが・・]
まず、このテンションは絶対的に使用禁止します。
次に和音のおいしい所は「3度と7度」の音です。これを弾いてしまっちゃあ、国際紛争になってしまいますからこれもあまり使わないようにします。(多少は使う)
以上を鑑みると、なんちゃってリズム的コードのメインは「ルートと5度」という事になります。特にベースがいないんですからルートを弾くのは当然であり、理にかなってますよね。
勘の良い方なら「これってパワーコードかえ?」と思われているでしょうが、結局ロックなどではドラムやベースがいるものの、ギターもリズム奏者として「ダダダダ ダダダダ」ってやってるわけですね。

まとめますと、トリオにおいてベースと打楽器がいない場合のギターの弾き方は
「6弦から3弦のルートと5度をメインに使用し、4分や8分のリズムを刻み続けろ!」という事ですね。なお、紛争がおきない程度に3度や7度を足すのが結構スタンダードですので、お好みでどうぞ。
(余談ですが、ジャズに限定するならばルートと3度、あるいはルートと7度でひたすら4分音符を刻む、という手段が結構常套句となっております、ここらへんは将来コードの知識編で詳しく書きます)


さて次回はベース奏者のいない場合のデュオ編を書きます。
いよいよギター弾きが「オットコ前奏者」になるための話に入っていきますので
乞う期待!!
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自己紹介:
ロック・パンクに始まり、ロカビリー・ブルース・ファンク・フュージョン等を経て現在はジャズ。中でもソロやデュオなどの小編成においての鍵盤楽器のようなギタースタイルを研究中です。
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