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京都在住。スイング系バップ的ギター弾きの日々の雑記。
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昨年の末頃は個人的に勉強などに打ち込んでおりましたゆえ
テレビドラマでやっていた「のだめカンタービレ」を見れずにおりました
しかし、毎週録画はしていたのでここ数日で少しづつ視聴しております。


僕はこの作品をまったく知らなかったのですが、クラシックに関わる方には
もともとすごい人気の漫画だったようですね。
原作とドラマが同じなのかは知らないのですが、ドラマを見る限り
音楽をやっている者でも十分楽しめる内容でした。
作者も音楽をやっているのか?はたまたよく研究して漫画を描かれたんでしょうねえ

特にロックが好きなバイオリニストなんかはかつての自分を思い出すようで
非常に思い入れがもてましたし、全体的なテーマのようなものが
結構、音楽をやっている方々が日々思うような内容だったと思います

主人公(ヒロイン?)のピアニストは好き勝手に弾くことが特徴でその場で作曲も
行うというつわもの。メロディもさることながらリズムもめちゃくちゃ
でも、心を動かされる感情的な演奏をするようです。
同じく主人公(こっちがメイン?)の指揮者志望の男性は曲の構成がセンスあったり耳が良かったりでヒロインのピアニストはじめ、その他「音大では駄目」扱いを受けている才能を持っている演奏家を評価していきます。
しかも、この指揮者志望はヒロインの演奏を聴きながら彼女の演奏に乗っかりデュオ演奏まで完璧にやってのけてしまいます。
ここらあたりを見ていて僕はクラシックでもジャズのような楽しみ方をする事ができるんだなあ
と思いました。もちろん原作は漫画なわけで、実際のクラシック奏者の方々がどう思われてるかはわからないのですが、楽譜というのはあくまで「とある作曲 家」が残した演奏にすぎないわけでそれをどう解釈し、どう表現し、どう編曲するかは演奏者にかかっているというのはクラシックでも同じなのではないので しょうか?
僕がその昔、ジャズを習っていた際、「モーツァルトも即興をするんだよ」
と教わりましたし(カデンツァのことかな?)ドビュッシーをはじめ
かなりジャズに影響を与えている和音がクラシックの時代に培われたのは
間違いありません。
つまり、題材をクラシックにしたとしても自由に、その場で、即興するのならば
ジャズでもクラシックでも境目はないのかもしれません。
そういう意味ではのだめはジャズでもあるのでしょう。
むしろ、彼女の拒否反応を見ていて、ジャズの世界に入っていれば
たちまち大スターなのにな・・
といかにもジャズ畑の視点で見てしまいました。
まー見てる限りではクラシックの方でも成功しそうな展開になってきてますが・・
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自己紹介:
ロック・パンクに始まり、ロカビリー・ブルース・ファンク・フュージョン等を経て現在はジャズ。中でもソロやデュオなどの小編成においての鍵盤楽器のようなギタースタイルを研究中です。
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